《アメリカ横断18日目》渡るNYは鬼ばかり

アメリカ横断18日目です。
New Yorker生活3日目です。

「New Yorkerは早起き」というのはよく耳にしますが、

例にも漏れず、SHINE HOUSEも早起きです。笑

というのも、朝からキャンピングカーの返却です。
とうとう今日で、「ゴーイングシャイン号」とお別れです。

17日間衣食住を共にした、ゴーイングシャイン号。

時には、ホイールキャップをぶっ飛ばしたり、気づいたらガスキャップをなくしていたり、
グラグラの机と付き合い続けたり、サイドミラーぶっ壊したり。


あ、サイドミラーぶっ壊しました。笑

しかも、返却日に、キャンピングカー生活最終日に。

運転手は、ひかるでもない、あすかでもない。
西田でもなく、そうこーきです。笑

今となっては笑い話ですが、朝の通勤ラッシュで、
あの道幅で、路駐の車の隙間をキャンピングカーで通るのは、至難の技です。

3人の誰が運転していても、同じことになっていたと思います。(控えめに言って)

最後の最後にやらかしてしまったこーきは、ショックが隠しきれなく、
NYにはやはり鬼が潜んでいる予感。(無理やり)

キャンピングカーの返却の際は、中と外のチェックが入り、
横スレや机、当然ながらサイドミラーも。笑

ゴーイングシャイン号への謝罪の意味も込めて、
事故現場と記念写真。笑
犯罪者の顔。
この机との付き合いはもはや腐れ縁。


当然、LAでレンタルした時に払ったデポジットから差し引かれます。笑

となると、歴史が繰り返してきたように、再び戦争です。

「デポジット戦争」とは、メンバーのカード破産によって、支払いの分担を要因として引き起こった。この戦争に終止符を打ったのは、「会計帳簿」であった。後世へ与えた影響としては、会計帳簿の必要性が再認識され、アメリカ横断をする際には、会計担当の配置が必須となった。

と、ここまで書けば記述問題としては、10点満点もらえると思います。
二次試験も無事合格ですね。

帰国後のふりかけ流し込み極貧生活を確信しつつ、NY中心部に向かい、
以前から憧れていた「NYサイクリング」をすることに。

レンタサイクルは、東京でもよく見かけますよね?

NYにも「Citibike」なるものがあって、Citibike stationも都市部にたくさん見かけられ、
気軽に利用できるようになっています。

そう、気軽に利用したんですね、我々4人は。

しかし、「うまい話には必ず裏がある」とはよく言ったものです。

「タダほど高いものはない」とかね。笑

とまあ、何が言いたいかを匂わせながらも、
レンタサイクルの感想、お伝えします。笑

やっぱり、爽快感というか、それこそ「NY」を走るっていう非現実感は十二分にあって、
小回りが利くという点でも、大変便利なものでした。

向かったのは、「リンカーンセンター」。

ひかるの大好きな『glee』のロケ地として、中心にある噴水が有名で、
ちなみに、肝心のリンカーンセンターが何なのか、ひかるは存じ上げていませんでしたが。笑

補足として、リンカーンセンターは、コンサートホールや劇場など、芸術施設でした。

リンカーンセンターを後にしようとしたら、起承転結の「起」。

あすか、西田の二人はすんなり自転車のロックを解除し、 
次の目的地「セントラルパーク」へ向かおうとしたら、

こーきはロックが解除できたものの、
ひかるの自転車が解除できないという。
(自転車まで鬼になるの?)

なぜだかイマイチ理由がわからないまま悪戦苦闘するも断念。

セントラルパークへは、結局自転車を押して向かうことに。

そこからは、ヒッチハイクならぬ「ヒッチフォン」のスタートです。笑

カスタマーサービスに電話するには、現地の番号が必要なので、電話を貸してもらうというあてのない旅が始まります。

セントラルパークどころではなくなりつつも、中心の広場へ向かうと、
よく映画やドラマで見かける池や噴水なんかがみられ、
New Yorkerの憩いの場でひと休み。

自転車を失ったひかる、こーきは再び屋台のおじさんに交渉をし、カスタマーサービスに電話。

事情を説明してもらいながら、日本人スタッフを引きずり出し、交渉。

その間、あすかと西田は「不思議の国のアリス」をモチーフとしたエリアまでサイクリング。

公園をサイクリングだなんて、なんて心地いいんだろうとしみじみ感じたり。笑

交渉終わりの二人の話を聞くと、
ステーションに自転車を返却する際に、正常に作動していなかったがために、別の人がすでにひかる、こーきのアカウントで自転車を乗ってしまっている状況だったそう。

そのせいで、新たにレンタルもできないし、レンタルの解除もできない八方塞がり。笑

仕方がないから、あすか、西田は自転車で、こーき、ひかるはメトロで、
「チェルシーマーケット」に向かうことに。

まあ奇しくもってやつですね。笑

30分ほど自転車を爆走させ、先に「チェルシーマーケット」に着くも、

オシャレな空間を楽しむどころか、西田は眠気が勝り、ベンチで30分ほど居眠りする始末。笑

あすかがみんなと連絡を取ろうとするも、連絡が取れないため、

一旦チェルシーマーケットを後にして、あすか、西田も二手に分かれることに。

あすかは、「ワールドトレードセンター」へ向かう途中の夕日に満足しつつ、ワールドトレードセンターを拝みに行き、

西田は、これがアメリカに来た目的といっても過言ではない「converse」のショップへ。(過言)

途中の道で、映画のロケ地を回りながら、
ひとりNYを満喫しつつ、買い物を楽しみつつみたいな。(よく買い物してたなと痛感)

西田が、アパレルやショップが立ち並ぶロウワー・マンハッタンを回っている時に、

あすかは、ひかるとこーきと合流。
そのまま、夜のブルックリン橋へ。

今日がラストNYのひかるにとっては素敵な写真になったと思います。笑

海沿いをCitibikeで走ったそうな。30分以内で。

そう、30分以内。



お分かりですね?
ここからが、起承転結の「転」。


事前に「Citibike」のことを調べている際に、他の日本人の方のブログなどをチェックしている時に、「Citibikeは12ドルで、一日乗り放題」なんてことが書かれていたらしく、
それはそれは気軽に利用できるな、と。

落とし穴でした。笑

カラクリとしては、12ドルがレンタル代。
これは確かに24時間使用権が得られるというもの。
利用の際には、ステーションから自転車を借り、ステーションを見つけ返却までの時間が「30分以内」であれば、無料。
しかし、15分毎の超過につき、4ドルの加算。

といったところです。

その後、再度合流したチェルシーマーケットでその真実を告げられた西田は一瞬、converseでの思い出がデリートされました。笑

恐る恐る明細をチェックしてみると、

リンカーンパーク前のステーションからセントラルパーク、チェルシーマーケットまでの利用時間は2時間を超えていました。笑

あすかも西田もそのことを知らなかったがために、各々向かった先でも、
大幅超過を繰り返し、

請求額は、なんと65ドル。

ブロードウェイがもう一回観れますね、はい。笑(鬼)

あの時、セントラルパークで一旦返却しておけば、、、悔やまれます。笑

あとから聞くと、
最初にレンタルする時に、機械にそんなようなことが書いてあるのをこーきが確認していたとか。(いや、なぜ言わない。笑)

実はひかるとこーきに関しては、あすか、西田と別れてからも、ホテルに入って電話を借り、カスタマーサービスと対応しており、その際にその真実を知らされたそう。

別の人が借りた分の請求を取り戻したり、もうバタバタ。

ひかる最後の夜に、、、。

これが思い描いていた、New Yorker?

まだまだ道は険しいってことですね、、、。笑

もはや、「あなたはNew Yorkerです」の称号が与えられたとしても、
「いいえ、結構です」と言いそうなくらいでした。(八つ当たり、自業自得。笑)

ショックが隠しきれないまま、NYの夜景が望めるルーフトップバーへ。

あすかは21歳じゃないため入れず、まきねえは翌日に行くらしく、このルーフトップバーにはこーき、ひかる、西田の3人で行くことに。

バーと言いつつ、お酒も料理も頼まず、ただただ夜景を盗み見しにいっただけでしたが。笑

それでも、NYに訪れた際には、ぜひ足を運んでいただきたいなと思う場所で、やはりNYの摩天楼はなかなかの見ごたえがありました。

こーき、ひかるも夜景を堪能できてましたし。(西田は寒空の下、ひたすら一人で一点を見つめる)

ひかる最後の夜の晩餐は、お決まりのステーキです。笑

最後までプレートに緑が彩られずに終わりました。笑

西田は、早起きの反動か、そのままソファで爆睡。(ブログも書かずにです)

あすかは毎晩の日課としている日記を書きながら、
ひかるの出発(朝の6時)まで起きてたそうな。

「渡る世間に鬼はいない」なんて本来の教えは、誰が言い出したのやら。(自業自得、2回目笑)

SHINE HOUSE BLOG

「SHINE HOUSE BLOG」とは、とあるインターンをきっかけに結成された、旅好き6人組による、キャンピングカーでの輝くアメリカ横断記録です。 大学、出身地、年齢も様々で、個性豊かな6人で構成されています。 「SHINE HOUSE」の由来は… "皆さんに少しでもキラキラとした旅の魅力をお伝えしたい" "家族みたいなこのメンバーで横断したい" という想いで決定しました。

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